稽留流産

朝、旦那を送り出し、お風呂に入り病院へ行く用意を淡々とし、パンを食べた。

歯磨きをしながら鏡を見ると、無性に込み上げる思いと共に、涙が止まりませんでした。

わかってる。

流産してるのに、今からまた話を聞いてなんになる？

ただただアウェイな私が、病院で耐えれるのか？

こんな思いで待合室で待つなんて残酷だ

出来るなら、行きたくない

そう思いながら、時間がせまる

行くしかない、早く終りますように

電車に乗り、バスに乗り、乗り間違え、またバスに乗り二時間くらいかけて着きました。

病院は盛況で、たくさんの方がいて、

あぁ、やばいなあー

がんばれ恵！

帰るまで耐えろ！

とりあえずスマホアプリで気をはらして約一時間。

やっと呼ばれ、診察台に乗り、分かりきった結果を確認

先生は、稽留流産です。

今後の手術の話を淡々と聞き、手術の日取りを看護婦さんと打ち合わせし、血液検査をました。

全く涙がでませんでした。

手術は明後日！

帰りは、車、自転車だめなので、誰かに迎えにきてもらって下さいと言われ、

旦那仕事なんでバスなら大丈夫ですよね？と言っている私がいました。

また心配かけてしまう

また泣いてしまう

きっと、旦那はもう大丈夫だと思ってるから泣けない！

１人の方が泣きたいときに泣ける

やっぱり温度差は違うから、こんな情緒不安定だとお互いストレスが溜まる

１人で終わらそうと思う

早く土曜日がきて終わればいいのに

いつまでこんな辛いんだろう

元気なのにふと辛くなる

今は誰の言葉もいらない

だけど、乗り越えなきゃ自分がだめになる

頑張ろう少しずつ